今回は、私唯一の趣味“時計”についてです。現在は、購入こそ控えていますが、時計は、今でも大好きです。街を歩いていてもついつい時計に目がいってしまいます。過去には、お金に余裕があれば時計を次から次に購入(投資目的含む)していた時期もありました。パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ロレックスを中心にピーク時には、数十本保有(過去ブログ“貯蓄1億円達成の経緯!”参照)していました。当時の相場で4,000万円~5,000万円程度は、購入したかと思います。その中でも売却せず最後まで手元に残している愛用の3本を紹介します。
①パテック・フィリップ/アクアノート<Ref.5165A-001>
まずは、使用頻度№1アクアノートを紹介します。
普段使いは、ほぼこのアクアノート一択です。ラバーベルト仕様で軽くて薄い最高に使いやすいモデルです。パテック・フィリップの中でも普段使いしやすいモデル№1かと個人的には、思っています!特に今からの暑い季節には、重宝しますね。見た目もいやらしくなく、どんな服装にでもあわせられるお気に入りの1本です。個人的な拘りは、アクアノートの中でもRef.5167では、なくRef.5165というところです。Ref.5167は現行モデルで、Ref.5165は、生産終了モデルになります。上記の写真が私物Ref.5165で、下記がRef.5167です。
見た目は、ほぼ、というか全く同じです。
では、何が違うのか、、、、、、、ケース径が違います。
ケース径は、本当に重要なポイントです。Ref.5167は、40mmで、私愛用のRef.5165は、38mmです。時計好きの方なら解っていただけると思いますが、この2mmの差は、とても大きいです。個人的な好みは、完全に38mmですね。最初はRef.5165(38mm)の存在を知らず、Ref.5167(40mm)を使っていた時期もありましたが、Ref.5165(38mm)の存在を知ってからは、すぐに買い換えました。このRef.5165(38mm)の生産期間は、1年~長くとも2年では、ないかといわれており、レア度もRef.5167(40mm)よりも高いといえます。実際市場でもあまり見かけません。今後アクアノートの購入を考えている方がいらっしゃいましたら、Ref.5165(38mm)は、本当におすすめできるモデルです。ちなみに当時の購入金額は、180万円です。今では、考えられない価格です。
②オーデマ・ピゲ/ロイヤルオークエクストラシン<Ref.15202ST.OO.1240ST.01>
次は、使用頻度№2ロイヤルオークエクストラシンです。
アクアノートの次によく使用する1本です。
アクアノートとロイヤルオークで普段使いの時計は、ほぼ満足しています。
この時計の拘りは、オーデマ・ピゲを代表するモデル、ロイヤルオークであること、ロイヤルオークの中でもエクストラシンであるということ。さらにエクストラシンの中でも前期型であるということです。時計に興味がない方からすると、どうでもいい話だと思いますが、説明させてください。
通常のロイヤルオークは、以下のモデルになります。
こちらもアクアノート同様にほぼ同じ見た目ですね。
では、何が違うのか、、、、、、、①ケース径②厚さ③秒針の有り無し、が違います。
細かい箇所を言い出せば他にも違いは、ありますが、今回は、割愛します。私の中で重要なポイント、①ケース径、②厚さ、③秒針の有り無し、④前期型、後期型の違い、に絞り独断と偏見で説明していきます。
まず①ケース径ですが、通常のロイヤルオーク41mmに対し、ロイヤルオークエクストラシンは、39mmです。アクアノート同様、私は、小ぶりな39mmが好みです。次に厚みですが、通常のロイヤルオーク10.5mmに対し、ロイヤルオークエクストラシンは、8.1mmです。こちらも完全に薄い方が私は、好みです。装着時の滑らかさ、付け心地、ブレスレットとケースの一体感、最高です。次は、③秒針の有り無しですが、通常のロイヤルオークには、秒針がありますが、ロイヤルオークエクストラシンには、秒針がありません。こちらについても私は、秒針無しが好みです。よりシンプルを好む私には、秒針さえ必要ありません。また、秒針無しの方がよりクラシカルな印象になり好みです。
最後に、このロイヤルオークエクストラシンには、④前期型と後期型があります。私は前期型に拘りがあります。文字盤のカラー、刻印、ブランドロゴの細さなど、違いは、多々ありますが、前期型に拘る最大の理由は、ケース構造の違いです。前期モデルは、2ピース構造になっていますが、後期モデルは、裏蓋がパカっと開けられる3ピース構造になっているんです。3ピース構造に変えられた理由は、おそらく生産性を上げるためかと考えられますが、生産性と引き換えにケースの機密性が落ちてしまうという欠点があります。
以上が、私の愛用しているロイヤルオークエクストラシン説明でした。今後、ロイヤルオークの購入を考えている方がいらっしゃいましたら、ロイヤルオークエクストラシン前期型をおすすめします。ちなみに当時の購入金額は290万円です。こちらも今の相場では考えられない価格です。
③ パテック・フィリップ/ノーチラス<5711/1A-010>
最後に、パテック・フィリップ、ノーチラスのご紹介です。
写真の通り、オーバーホールにだしてから未だに開封してない状態です。好き度でいえば、3本の中でも1番なのですが、使用頻度は低いです。理由は、価格が高騰しすぎてしまい、なんとなく使用しづらいです。当時280万円程で購入しましたが、現在の相場は1,600万円~にまで上昇しています。生産終了等の理由からとんでもない価格上昇となりました。今後は臆せずにドンドン使用していきたいと考えています。
ちなみにロレックスは、全て売却しました。理由は、一般的にロレックスは、資産価値が高いといわれていますが、私は、そう思えなかったからです。誤解がないよういにお伝えすると、資産価値は高いですが、普段使いを前提とした場合に資産価値の保持が難しいと考えるからです。これは、アンティークも現行品も同じだと思います。
例えばロレックスを日常使いしていて、傷がついたとしましょう。当然、日常使いしていれば、傷は、つきますよね。この傷が研磨修理で取り切れれば良いですが、取り切れない場合、ロレックスは、ケース丸ごとの交換になります。ロレックスは、個体に対してパーツ毎の整合性が重要で、それにより資産価値が大きく左右されます。ケース交換になれば当然シリアルナンバーも変わり、ケース交換をしたことは、すぐにわかります。ちなみに見た目は、ほぼかわりませんが、調べればすぐにわかります。このような個体は、売却時に大きくマイナス査定されてしまいます。どんな高級時計でも日常使いしたい私にとって、この修理方法は、致命的です。常に打痕(深い傷)がつかないように気にして使用しなければなりません。こういった理由から、私の考える資産価値が高い(日常使いしながらも資産価値保持ができる)に、ロレックスは不向きです。
一方で、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲは研磨で取り切れないような傷がついた場合、同素材を使用し、傷を埋める修理で対応してくれたり、パーツ交換が必要な場合でも同じ仕様の物を用意or作成し修理をしてくれたりと資産価値を落としにくい方法で対応してくれます。
以上の理由から、私にとっては、ロレックスよりパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲの方が資産価値を保ちながら日常使いができるベストブランドです。
㊟ちなみにパテック・フィリップは、ノーチラス&アクアノート、オーデマ・ピゲは、ロイヤルオークのモデルに限定での考えです。
全て私の独断と偏見の意見ですので悪しからず。
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