私の考えるお金持ちの条件です。
まずは、以下の表をご覧下さい。
総世帯を5つの階層に分類し、それぞれの世帯数と資産保有額を推計した表です。
結果は↓↓↓
- 【超富裕層】純金融資産保有額5億円以上 ⇒ 9万世帯/総資産保有額105兆円/全体の0.2%
- 【富裕層】純金融資産保有額1億円以上5億円未満 ⇒ 139万5000世帯/総資産保有額259兆円/全体の2.6%
- 【純富裕層】純金融資産保有額5000万円以上１億円未満 ⇒ 325万4000世帯/総資産保有額258兆円/全体の6.0%
- 【アッパーマス層】純金融資産保有額3000万円以上5000万円未満 ⇒ 726万3000世帯/総資産保有額332兆円/全体の13.4%
- 【マス層】純金融資産保有額3000万円未満 ⇒ 4213万2000世帯/総資産保有額678兆円/全体の77.8%
です。
この表にある“超富裕層”や“富裕層”の階層の方をお金持ちと考えるのが一般的だと思いますが、私は違います。
私の考えるお金持ちの定義は、“一生分の生活費＋α”の資産を保有している方です。
一生分の生活費は、現金保有、または、資産収入で賄える状態、のどちらでも良いかと考えます。いづれにいたしましても“一生分の生活費＋α”の資産を保有している方がお金持ちの条件です。
例えば、生活費、月10万円(年間生活費120万円)の30歳が、50年分の生活費6,000万円(年間生活費120万円×50年)＋αを保有していればお金持ちです。
一方で生活費、月40万円(年間生活費480万円)の30歳が、2億円保有していても、私の考えるお金持ちではありません。この場合、2億4,000万円(年間生活費480万円×50年)＋αの資産を保有していればお金持ちです。
“一生分の生活費＋α”の資産を保有できている状態は自由です。
働いても良い、働かなくても良い、行きたい場所に行き、食べたい物を食べ、寝たいときに寝て、起きたいときに起き、会いたい人に会い、会いたくない人には会わない、好きな事に集中し、やりたくない事はやらない、全て自由です。このような表現だと“自由＝わがまま”に聞こえる方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。
自分の価値観で判断し自由に選択できる状態がお金持ちなのかなと思います。
“自由＝贅沢＝お金持ち”って感じの思考ですかね。
本当に価値があるのは、“お金ではなく時間”です。
皆様のお金持ちの定義は何でしょうか？
コメント